電磁波ってソーラーパネルからも出てるんだ…

悪影響があるって本当なのかな??

 

 

電磁波は、送電線といった電力設備や家電製品のまわりなど、
電流が流れるところに発生するものです。

電磁波には様々な種類がありますが、
電力設備の電磁波は「超低周波」と呼ばれる電磁波で、
発生源から離れていれば問題はないとされています。

 

しかし電磁波を浴びることで頭痛や目まいといった症状が出る、
「電磁波過敏症」という疾患が世界でも注目されており、
電磁波の規制などの動きも広がりつつあります。

太陽光発電でも電磁波は発生しますが、
この電磁波を太陽光発電のデメリットだと考える人も少なくありません。

 

では本当に太陽光発電により発生する電磁波は、
体に悪影響を与えるのでしょうか。

不安に感じているあなたに、太陽光発電と電磁波の関わりについて、
詳しく知る為の情報をまとめました。

 

太陽光発電のデメリットは電磁波!?電磁波ってなに?

Original update by : 写真AC

 

 〇電磁波とは

 電界と磁界が交互に発生しながら波のように伝わっていくことを電磁波といい、
 電流の流れるところで発生します。

 

電磁波は、電気と磁気の両方の性質を持ちます。

電気の影響が及ぶ電界と、
磁気の影響が及ぶ磁界が影響し合って波となります。

電磁波は1秒間に生じる電磁波の波の数である、
周波数によって様々な種類に分けられます。

 

周波数の高いものから、以下のように大きく分けられます。

  • 放射線(ガンマ線、エックス線)
  • 太陽光(紫外線、可視光線、赤外線)
  • 電波(マイクロ波やテレビやラジオの放送波、IHクッキングヒーターや携帯電話の電磁波)
  • 超低周波(家電製品や電力設備の電磁波)

 

電磁波は人体に蓄積はされず、
遺伝子を傷つける力はないとされています。

ただし、高いレベルの電磁波を一度に浴びると、
なんらかの影響が出ることが考えられます。

 

しかし、発生源から離れることで電磁波は弱まるとされ、
影響を一番受けやすいのは頭部だといわれています。

そのため耳に押しつけるため、
頭部に近い携帯電話の使用は規制が進んでいるのです。

 

太陽光発電は超低周波の電磁波を発生させますが、
どのような影響が心配されるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

 

太陽光発電の機器から電磁波が出る?どのような影響があるの?

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太陽光発電のソーラーパネルのほか、
パワーコンディショナーやモニターからも電磁波が発生します。

太陽光発電は、太陽光を電気に変換するシステムです。

ソーラーパネルに張り付けられた太陽電池に、太陽光が集まります。

太陽光は強いエネルギーを持っており、
この光が電流に変わるときに電磁波が発生するのです。

しかしソーラーパネルは屋根の上に設置されるため、
電磁波が発生しても人が生活する空間からは離れています。

〇電磁波を発生させる機器

電磁波の人への健康影響などに関する情報を提供している
「電磁界情報センター」があります。

それによると、ソーラーパネルから20cm離れた場所で測定された電磁波は、
83ミリガウスとの報告があります。

ちなみに、携帯電話の表側から発生する電磁波は
83ミリガウスから193ミリガウスとの測定報告もありますので、
この電磁波が一概に低いとは言いきれません。

 

また、太陽光発電によって発電した電気を、
家庭で使える交流に変換する「パワーコンディショナー」は、
電流が通ると電磁波が発生します。

これは屋内にある機器であるため、
この機器から人体が電磁波の影響を受けやすいと考えられます。

さらに値要項発電の発電量を知らせる「モニター」は、
ソーラーパネルと無線のやり取りを行うため、ここにも電磁波が発生します。

〇電磁波の影響を受けやすい人がいる?

電磁波の影響を受けやすい人とそうでない人の違いは、
電磁波に対する耐性の違いであり、これには個人差があります。

そのため電磁波の影響を受けやすい人は、
頭痛や目まいなどに悩まされることになるのです。

しかしソーラーパネルなどから電磁波が出るとわかっているのなら、
その電磁波を止めることや電磁波から身を守る方法があれば、
太陽光発電のデメリットを解消することができるはずです。

 

電磁波から身を守る方法はあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

電磁波を止めたり予防する方法はあるの?

Original update by : 写真AC

 

発生する電磁波を予防するためには、

  • パワーコンディショナーを屋外に設置する
  • モニターを有線に切り替える
  • 電磁波を減らすグッズを利用する

 

といった方法があります。

パワーコンディショナーを人体からなるべく遠ざける、
またモニターを無線から有線に切り替えるだけでも、
電磁波を低減することは可能です。

 

それが難しい場合は、電磁波を減らすグッズとして、
電磁波シールド材やシールド生地を活用する方法があります。

電磁波対策が進んでいるドイツ製のものがおすすめです。

太陽光発電以外でも、電磁波に囲まれている生活を送っているわけですから、
電磁波から身を守るエプロンやウェアなどを活用していくことも必要です。

 

しかし電磁波に敏感に反応してしまう体質の人の場合、
症状が悪化すると外出もままならなくなってしまう可能性もあります。

そのような場合は、
太陽光発電の導入自体を見直すことも考えておきましょう。

太陽光発電の便利さも確かに必要ですが、
家族の健康を優先することがやはり大切です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

太陽光発電のソーラーパネルからは、
電磁波が発生することが分かっています。

ですが、このほか太陽光発電システムに必要である、
パワーコンディショナーやモニターからも電磁波は発生します。

 

太陽光発電システムから発生する電磁波が、
他の家電に比べ、飛び抜けて高いということはありません。

しかし電磁波に対する耐性には個人差があり、
太陽光発電を導入することによって、
頭痛や目まいといった電磁波過敏症の症状に悩まされる人もいます。

 

電磁波を軽減するグッズを活用する方法もあります。

ですが、それでも健康に影響が考えられる場合は、
太陽光発電システムの導入を見送ることも視野に入れて、
設置を考えるべきといえるでしょう。