1日中エアコンをつけっぱなしにしてしまった!

電気代が跳ね上がったらどうしよう…

 

 

日頃から生活費の節約の為にこまめに電気を消したり、
エアコンなどの弱運転など気を付けている人は多いですよね。

電気は使うほどお金が発生するので、
うっかり1日中エアコンをつけっぱなしにしてしまったら、
必然的に「電気代が上がる」と考えている人は多いようです。

しかし実際はエアコンの場合、こまめに消すよりも、
つけっぱなしの方が電気代が安いこともあるのです。

 

それは何故なのか、
1日中つけっぱなしでも節約できる方法をご紹介します。

 

エアコンを一日中つけっぱなした時の電気代はいくら?

Original update by :工藤隆蔵

 

1日中エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代を、
まずは見ていきましょう。

一般的によくあげられる環境での例をあげていきます。

 

まず、エアコンを使う部屋の広さで消費電力が変わります。

  • 6畳用エアコンの消費電力 ⇒ 約500W/冷房能力 2.2kW
  • 8畳用エアコンの消費電力 ⇒ 約580W/冷房能力 2.5kW
  • 12畳用エアコンの消費電力 ⇒ 約1.3kW/冷房能力 3.6kW

 

そして、東京電力の電気料金を例にとります。

東京電力では、一般的な家庭は、
「120kWh-300kWh」の「第2段階料金」に当てはまるので、
この料金を利用して計算してみましょう。

 

この場合、1時間当たり1kWの使用料金は「25円91銭」となっています。

その上で電気代を計算すると、以下のようになります。

  • 6畳用エアコン : 約310.9円
  • 8畳用エアコン : 約360.7円
  • 12畳用エアコン : 約808.4円

 

1日24時間つけっぱなしでこの金額ですが、
環境によって異なりますので、あくまでも目安と考えてください。

 

エアコンはスイッチを入れた直後よりも、
運転が安定した状態の時の方が消費電力が少なくなる

という特性があります。

電気代を節約しようとしてこまめにスイッチをオン、オフにすると、
毎回、部屋を快適な温度にする為に、
フル稼働しなければならないのです。

せっかく節約の為にスイッチをこまめに切っているのに、
それは逆効果かもしれないのです。

部屋の温度が安定したら、
その状態をキープしている方が電気代は安くなるのです。

 

では実際に、エアコンを1日中つけっぱなしだった時と、
こまめにスイッチを切った時を比較してみましょう。

 

エアコンを一日中つけっぱなした時と都度使用した時の電気代の差は?

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エアコンの場合、部屋の温度が快適になる安定時は、
消費電力が200W以下であることが多く、
実際には100W~200W程度で運転できることが分かっています。

エアコンをつけた直後の消費電力は、
900W~1300Wくらいになることもあります。

下手をすると、安定時よりも、
13倍の消費電力の差があるといえるのです。

 

例えばある機種のエアコンで、
エアコンをつけた直後と安定時のそれぞれ1時間の電気代を計算します。

エアコンをつけた直後の消費電力の最大と言われる1995Wと、
安定時の110Wの比較です。

電気代は平均的な価格で1kW25円とします。

  • 1995W × 1時間 × 電気料金 (25円/kW) = 49.87円
  • 110W × 1時間 × 電気料金 (25円/kW) = 2.75円

 

ここだけでも差が付くのが分かります。

エアコンを付けてから1時間のコストは約50円
安定時の1時間あたりのコストは約3円です。

同じ1時間でも電気代にはおおよそ16倍の差が出ていてしまいます。

できれば1時間3円の時間帯をキープしたいものですね。

 

では、エアコンを24時間つけっぱなしにした場合と、
こまめに消しながら12時間使った場合の電気代を比較してみましょう。

  • 24時間 … 約3 (円) × 24 (時間) = 約72 (円)
  • 12時間 … 約50 (円)+約3 (円) × 11 (時間) = 約83 (円)

 

使用時間には2倍の差があるのにも関わらず、
電気代は12時間の方が高い結果になっています。

この計算から、1ヶ月の電気代を見てみると…

  • 24時間 … 約 2,160円 / 月
  • 12時間 … 約 2,490円 / 月

 

このように1ヶ月で計算しても、わずかに、
24時間つけっぱなしの方が電気代が安いという結果になりました。

12時間の方はあくまでも、
エアコンが立ち上がるまでの時間を1時間と仮定した場合です。

エアコンをこまめにオン・オフすれば、
この差はもっと広がっていくと予想されます。

 

エアコンを一日中つけっぱなしても電気代を節約する方法とは?

Original update by :akizou

 

計算の結果、エアコンは、
安定時の消費電力がとても少ないことが分かりました。

それでも、1日中エアコンをつけっぱなしにしているのは、
やはり気が引けてしまいますよね。

 

そこで、エアコンを1日中つけっぱなしでも、
更に節約できる方法をご紹介します。

エアコンの風は下向きにする

特に温かい空気は部屋の上にたまりやすいという性質があります。

ですから、エアコンの風向きを上向きにしていると、
生活スペースが温まりにくいのです。

エアコンの吹き出し口からの風は下向きになるようにしましょう。

生活しているのは床に近い場所ですから、
床付近を温めるようにすることで、部屋全体が暖まります。

30分以内の外出ならスイッチは切らない

さすがに外出する時は、
エアコンのスイッチを切る人がほとんどだと思います。

しかし、外出時間が30分以内と分かっているのであれば、
スイッチは切らない方が節約になるのです。

エアコンは稼働時が最も、電気代が高いという特徴があります。

こまめにスイッチをオン・オフにするのは、実は逆効果です。

30分以内の外出なら、
エアコンはつけっぱなしの方が節約に繋がりますよ。

「自動運転モード」を活用

エアコンには自動で室温を調整する「自動運転モード」があります。

自動運転モードにしておくと、
メーカーが最も効率が良いと考えるペースで風量を調整してくれます。

自分で細かく操作するよりも、結果的に、
自動の方が電気代が安くなることが分かっています。

是非、自動運転モードを活用しましょう。

窓際の冷気をシャットアウト

寒い季節は外の冷気が部屋に入り込むことで、室温を下げてしまいます。

特に、窓枠から入ってくる冷気は大きいので要注意です。

カーテンやブラインドを閉めて、なるべく冷気をシャットアウトしましょう。

外気を内側に入れるのを防いでくれるカーテンも多く出回っています。

カーテンを良いものに新調するだけで、
室内の温度が保たれて電気代の節約に繋がります。

フィルター&室外機の周りを掃除して効率アップ

エアコンの稼働効率を上げるためには、掃除も大切です。

エアコン室外機からの空気の排出を妨げる遮蔽物
フィルターの汚れはエアコンの効率を下げてしまいます。

こまめに掃除をすることで、効率の良い稼働ができるようになるので、
結果的に電気代の節約になります。

 

まとめ

いかがでしたか?

エアコンは例え、1日中つけっぱなしだったとしても、
電気代が跳ね上がることはありません。

場合によってはこまめに消すよりも、
つけっぱなしの方が電気代が節約できることもあるのです。

 

エアコンの電気代の特徴は…

  • エアコンは稼働時に最も電飾を消費するので、オン・オフを繰り返すのは逆効果
  • エアコンを稼働して室温が安定すると、消費電力は稼働時の半分以下になる
  • 室温を下げないように工夫をすることで、更なる節約も見込める

 

あまりに古いエアコンの場合は、つけっぱなしにすると、
稼働効率が下がり電気代が上がることがあります。

それ以外はつけっぱなしの方が、
電気代の節約になる可能性が高いのです。