エコキュートの室外機の騒音でトラブルになる?

近隣トラブルになる前に有力な対策を知りたい!

 

 

エコキュートを導入する家庭が増えると同時に、
エコキュートの室外機による隣人トラブルの被害も急増しています。

実際に起きるのはどんなトラブルなのでしょうか。

中には裁判沙汰になるというのを聞くと、気になりますよね。

 

ここではエコキュートの室外機によるトラブルの事例などを元に、
対策や設定時のポイントなどを解説していきます。

 

エコキュートの室外機による騒音トラブル事例とは?

Original update by :acworks

 

エコキュートの室外機による騒音トラブルは意外と多いものです。

被害が大きくなると裁判沙汰になったり、
損害賠償が発生したりと大事件に発展する可能性もあります。

まずはよくある事例を見ていきましょう。

群馬県 / 50代の夫婦による事例

隣の家に設置したエコキュートの機械音が始まると、
深夜にもかかわらず起こされるようになりました。

次第に体調不良を起こし、
不眠症、自律神経失調症を訴えるようになりました。

県や環境庁にクレームを申し入れたものの、
納得できる対応がありません。

結果、機械メーカーを相手に損害賠償を求めています。

この事例では機械メーカーに訴えているということですが、
実際にはエコキュートを導入したその家庭に、
損害賠償を求めるという例もあります。

 

エコキュートは深夜電力を使って、
外付けされたヒートポンプユニットでお湯を作る仕組みです。

問題は、ヒートポンプで空気を圧縮する際に、
機械音が発生することです。

エアコンの室外機ほどの騒音ではないものの、
深夜であることから多少の音でも、
様々な条件が加わってかなりの騒音になってしまいます。

また騒音だけでなく、健康を害する低周波も発生するのです。

これは耳にはあまり聞こえない周波数ですが、
休んでいるときなど、ブーンという音が聞こえることがあります。

またガタガタといった物体を振動させることもあります。

その結果、立派な騒音公害となり訴訟を起こされるなど、
近隣トラブルが起きているのは事実です。

 

騒音対策の方法はあるのか?

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エコキュートの室外機で、
騒音トラブルにならないように対策を紹介しましょう。

騒音を出すのはヒートポンプユニットなので、
この設置場所に気を使い、工夫することが大切です。

 

ヒートポンプユニットを、
運転音が周囲に影響を及ぼさない場所に取り付ける
ことを最優先させましょう。

エコキュートは一度設置してしまうと、
設置場所を変更するのは簡単なことではありません。

ですから、設置場所は慎重に考え、
業者と相談した上で設置する必要があります。

低周波音を防ぐには、
音源を遠ざけることが一番効果的です。

スペースや設置場所に余裕が無い場合は、
極力振動等を抑えるための対策をとります。

 

主な対策は以下の通りです。

  • 自宅や隣接する住宅の寝室のそばは避けるようにする
  • ヒートポンプユニットの近辺に、窓や床下通風口等の音の侵入口があれば、
    極力距離をとるようにする
  • ヒートポンプユニットの周囲に極力スペースを設け、
    壁や塀で音が反射しないように工夫する
  • 運転音や振動が増大しないように強固な台に据え付けるようにする
  • 防振ゴムを敷く等、振動の軽減を図ると良い
  • 水平に取り付ける
  • 狭く囲まれた場所に設置されていたら、ヒートポンプ近辺やヒートポンプ本体に、
    制振遮音素材「カルムーンシート」 を貼る

 

実際に使用されている人の中には、
隣人トラブルに発展して裁判沙汰になってしまうほど、
事態は想像以上に深刻です。

近隣トラブルが起きやすいと分かっているだけでも、
対策になりますよね。

 

室外機を設置する前に注意するポイントは?

Original update by:はむぱん

 

エコキュートの室外機での近隣トラブルを防ぐためには、
「設置時」が一番重要です。

一度設置したら移動は難しいので、設置前に、
周辺の様子や近隣との距離を見て慎重に検討しましょう。

 

設置する際のポイントを見ていきましょう。

隣家の寝室の傍などは避け、窓・通風口などからも極力距離とりましょう

エコキュートの運転音は主に、
内蔵されたヒートポンプユニットから発生しています。

ブーンといった低周波音が運転時に発せられるのです。

万が一設置した場所の近くに隣家の寝室があれば、
お隣さんはまともに眠れずに苦情を言う可能性があります。

運転音が周囲に影響しない場所に設置することが、
とても重要になります。

可能であれば、できるだけ隣家との距離をとるようにしましょう。

条件的に難しい場合も多いとは思いますが、
なるべく建物のない方角にエコキュートを設置するのが無難です。

窓や通風口の周りに発生する「冷たい風」にも注意!

隣人トラブルは騒音だけでなく、にもあります。

隣家の窓や、床下通風口も、
距離を取るか避けるようにしたほうが良いです。

ヒートポンプから出ているのは音だけでなく風も発生します。

その風の温度は、外気からマイナス10度前後といわれています。

夏はいいかもしれませんが、冬に冷たい風がいってしまうと、
トラブルになる可能性があります。

冷たい風が隣家に行かないようにやはり、
距離を取るのが有効です。

 

新築時にエコキュートを設置する場合は、
住宅事業者が設置場所を決めることがほとんどです。

その時にも上記2点の設置ポイントを考慮した上で、
設置場所を決めているかが重要になります。

必ずしも業者がその辺りを考慮して、
設置場所を決めているとは限りません。

任せっぱなしにせずに、
自身の目でしっかりとチェックする必要があります。

「制振材」や「防音シート」などを付けるのも効果的

制振材や防音シートを活用してみるのも良い方法です。

稼働時にどうしても振動を伴うものなので、制振材は効果的です。

今のところエコキュート用の防音シートというものはないので、
給湯器に施せる商品を購入し、
音が外に漏れないように工夫すると良いです。

ただし、制振材は熱を持つ場所や、給湯器の吸気口など、
貼りつける場所によっては危険な場合があります。

不安な場合は、業者に相談し、
取り付けを依頼するのがおすすめです。

最近ではエコキュート等の騒音を緩和する、
専用のパネルを販売している業者もあります。

室外機を囲わず、低価格で、景観を保ち、メンテナンスも手軽なので、
導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたか?

エコキュートの設置場所によっては、
騒音が出ることで近隣トラブルを発生することがあります。

エコキュートの騒音の元は、ヒートポンプユニットです。

 

近隣との騒音トラブルに対する対策のポイントは…

  • 隣家の寝室の傍などは避け、できるだけ離れた場所に設置する
  • 窓や通風口の周りに発生する「冷たい風」にも配慮する
  • 「制振材」や「防音シート」などを付けて振動や防音対策をとる

 

エコキュートの室外機にまつわる近隣トラブルは、
大きくなると裁判になることもあります。

導入時に対策を立てて、
トラブルの元を廃除するように心がけましょう。