エコキュートで健康被害があるって本当?

何が原因で健康被害が起きるの?

どうしたら騒音問題や健康被害を防げる?

 

 

エコキュートの導入を検討していると、
騒音問題や健康被害など、物騒な言葉ばかり耳に入ってきます。

近所とのトラブルも怖いし、導入は見送ろうかと考えてしまいます。

しかし、きちんとそれらの内容や原因を把握し、
対策法を取れば問題になることはありません。

 

エコキュートを正しく気持ちよく使用するために何をしたらいいか
詳しくまとめてみました。

 

エコキュートの低周波騒音問題とは?

Original update by : 写真AC

 

エコキュートの低周波騒音問題とは、家庭に設置されたヒートポンプ給湯器が、
運転する際に起きる低周波音によって、不眠や頭痛の症状が出ることです。

エコキュートを設置した家庭やその近所の家庭など、
全ての人間にそういった症状が出るわけではないため、
まだまだこの問題には不明の点があります。

しかし、この症状を訴えた人達の調査を行うと、
エコキュートを撤去、もしくは移動した後に症状が治まったという報告が複数あり、
また問題の低周波音と症状の程度が似通っていました。

そのため、エコキュートの運転音に含まれた低周波音と健康被害は、
関与している可能性が高い」とされています。

現在は、給湯器の適切な設置場所を守るよう、
業者に指導をすることなどで、騒音問題を防ぐ方向に向かっています。

 

低周波による健康被害の種類とは?

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低周波に長時間さらされると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 頭痛
  • イライラ
  • 不眠
  • 肩こり
  • 動悸
  • 耳鳴り
  • しびれ
  • だるさ
  • 微熱
  • 食欲不振

 

また、これに加え自律神経失調による血圧上昇や吐き気、脱毛、顎の痛み、
腹・胸の圧迫感、幻覚、集中出来ないなどといった症状がでることもあります。

具体的な例では、以下のようなものがあります。

  • ボォーと低い音が聞こえる
  • 室内の雰囲気が変わる
  • 気圧の変化で感じるようなものに酷似した、耳の閉塞感がある
  • 特に胸の辺りに身体的な不快感があり、圧迫されているように感じる
  • 座っていると落ち着かない気分になる
  • 胃がムカつき、吐き気がする
  • 頭がクラクラして眩暈がする

 

こういった症状があることを病院で訴え、
検査をしてもらっても原因は見つかりません。

しかし、同じ条件で低周波に当たっていてもこれらの症状には個人差があり、
重い人も軽い人もいれば、何も症状が出ない人もいます。

なぜ健康被害に個人差があるのか、その理由を次でご紹介します。

 

なぜ健康被害に個人差があるの?

Original update by : 写真AC

 

通常の騒音と違い、
低周波騒音は感じることが出来る人と出来ない人がいるため、
健康被害に個人差が出るわけです。

感じる音の範囲が広い、つまり音に敏感な人は、
低周波音も敏感に感じ取ってしまうので健康被害が出やすくなります。

そのために、例えば隣家に設置されたエコキュートの低周波音によって
健康被害が出てしまったとしても、その持ち主である隣家の人間が、
音に鈍感な人であった場合などは問題です。

低周波音が聞き取れず、
「私は感じないからあなたの考えすぎだ、被害妄想だ」
と決めつけられてしまうことがあるからです。

エコキュートの持ち主に健康被害が出なくても、
至近距離の家庭で健康被害が出たり、その逆であったり、
はたまた同じ家庭内でも個人差があったり、さらに発症時期もまちまちです。

この個人差のせいで、
自分の体調不良がエコキュートのせいだと気付かない人もまだまだ多くいます。

 

自宅のエコキュートの騒音を調査する方法は?

すでにエコキュートを設置済、もしくは設置予定で騒音が不安な方は、
騒音調査サービスに依頼することが可能です。

騒音調査サービスの内容は、以下のようになっています。

  • 低周波音レベル計を3日間貸し出し、騒音測定と計測支援をする
  • 騒音値を解析する
  • 騒音解析報告書を作成する
  • 作成した報告書を送付する

 

費用は約10万円と安くはありませんが、
家族の健康を守ったり、近所とのトラブルを防ぐためにもおススメです。

もしも近所から騒音発生源として疑われた場合、
この解析結果を書いた報告書を提出することが出来れば、
証拠として疑いを晴らすことも出来るからです。

 

健康被害を防ぐための改善策とは?

エコキュートによる健康被害を防ぐ上で、一番大事なのは設置場所です。

新築時にエコキュートを導入する際、
もしくは既存の家にエコキュートを設置する際は、必ずその位置に注意して下さい。

 

特に、自宅と隣家の間に設置することは厳禁です。

施工会社と相談をし、隣家の寝室のそばや、窓・通風口などは避けなければなりません。

夜中でも人のいないような場所や、条件的に難しい場合もあるかもしれませんが、
なるべく建物の無い方角なら安心です。

もしも工事が終わり、入居してしまった後でエコキュートを移設することになると、
多大なコストがかかってしまうために事前に済ますことが大事です。

 

まとめ

いかがでしたか?

このように、エコキュートの低周波による騒音問題と健康被害は、
以下のように正しい対策を取れば防ぐことが出来ます。

  • 導入前にきちんと施工会社と相談して正しい場所に設置する
  • 導入後であれば、例えコストがかかっても正しい場所に移設する
  • どうしても騒音が不安な場合やトラブルが起きた場合は騒音調査サービスに依頼する

 

健康被害と聞くとどうしても不安を煽られ、
エコキュートの導入に躊躇してしまいがちです。

しかし、今では騒音問題も周知の事実となっており、
販売会社や施工会社も正しいアドバイスや対策をしてくれるようになっています。

その上で、会社に任せきりにせずに自身も知識を持っておくことで、
被害やトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

 

この記事を参考にして、
問題無くエコキュートを使えるようにぜひ検討して下さい。