太陽光発電って、災害対策になるかなって思ってたけど…

環境破壊の原因になっているって、ホントなの??

 

 

再生エネルギーの一つとして、
注目されている太陽光発電システム。

しかしその設置や機材が環境破壊につながるとして、
今、問題視されています。

「自然に優しい発電システム」として
認知されていたはずの太陽光発電システムが、
なぜそのような問題を引き起こしているのでしょうか。

  • 日本各地で問題となっている太陽光発電システムの被害
  • 国や自治体が行っている問題への対策
  • 今重要視されている廃棄の問題

 

以上のような、今知っておきたい情報をまとめました。

 

なぜ太陽光発電が環境破壊につながっているの?(実情などを例として記載)

Original update by : 写真AC

 

新たな土地活用として注目されている太陽光発電システムの設置が、
逆に環境破壊につながっている現実があります。

一般に屋根に設置することが多い太陽光発電システムですが、
屋根以外にも設置することが可能です。

そのため空いた土地の有効活用で太陽光発電を導入した地域で、
環境破壊などの問題が持ち上がっています。

 

  • 山梨県北杜市で雑木林が潰され、多数のパネルが設置
    ⇒その後のメンテナンスなどがなく、放置されたままになっている。
    ⇒パネルの影響で気温が上がり、泥水が周辺に流れ込んで濁流になる
  • 宮崎県の台風による豪雨で設置していたパネルが破壊
    ⇒川の側にあったソーラーパネル施設は建設途中だったが、
    設置済みのパネルのほとんどが水に浸かる
  • 岩手県、福島県、宮城県は地震の津波による影響でパネルが破損
    ⇒大量に湾に漂着し、有害物の流出などが懸念されている

 

といった被害が出ています。

山梨県の場合は、
「自治体で設置する業者に対する指導が徹底されていなかった
ことも問題になりました。

 

ではこのような被害を防ぐために、
国や自治体はどんな対策を取っているのか、詳しく見ていきましょう。

 

太陽光発電の環境破壊について政府や自治体は対策をしている?

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地方でも大規模な太陽光発電システム施設などが設置されている現状から、
景観、動植物など生態系への影響や、生活環境の影響が指摘されており、
自治体でも取り組みが始まっています。

  • 事業者を環境影響評価手続きの対象とし、事業者に環境配慮を促す
    (設置による周辺環境の影響について、事業者が調査をし、報告書を提出する)
    ⇒自治体によって、太陽光発電事業の取り扱いは異なる。
    ⇒また対象となる施設の面積などにも違いがある。
  • 条例による対応
    ⇒環境保全・緑地保全等に関する条例や、景観条例など。
  • ガイドラインの策定
    ⇒太陽光発電施設を設置する事業者を対象に、独自のガイドラインを策定。
    ⇒地域の実情に応じた設定を行う。

 

現時点では、政府は発電の推進や売電に力を入れてはいるものの、
環境破壊などに対する実際の対応は自治体にゆだねている現状があります。

しかし電気の買取政策は電気会社にも負担となるものでもあり、
今後の改善や政策が求められます。

では太陽光発電の廃棄における問題についても、詳しく見ていきましょう。

 

太陽光発電を廃棄する時も環境に悪営業(悪影響?)がでる?

Original update by : 写真AC

 

環境負荷が小さいといわれている太陽光発電システムですが、
導入が増えると共に、使用後の廃棄物も増加すると考えられており、
その取り扱いについて早急な対策が求められています。

太陽光発電システムの導入が増えていることから、将来的に、
廃棄されるソーラーパネルの処分が間に合わない可能性
なども指摘されています。

 

太陽光発電システムに使用される機器については、
リサイクルできる素材があると共に、
有害物質も含まれていることが明らかになっています。

国内で最も多く使われている多結晶シリコンタイプの場合、
ソーラーパネルに使用されるガラス、架台の鉄などが多くを占めます。

そのほか配線などのアルミ、プラスチックなどがあり、
これらのほとんどは再生が可能ですが、
はんだに利用するなどは有害物質です

 

自然災害などで大量にソーラーパネルなどが破損した場合、
廃棄処理が間に合わない可能性や、
時間経過による有害物質の流出の可能性も、ないとはいえません。

寿命が来た太陽光発電システムの回収や撤去に関する問題、
またリサイクルに関わる料金などについても、
今後さらなる改善が求められます。

 

政府はこれら太陽光発電システムの処分方法のガイドラインを作成し、
リサイクルシステムの整備などを行っていくことにしています。

今後導入を考えているのなら、
寿命が来た後の処分方法についてもしっかり知っておきたいですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

太陽光発電システムは、設置によって景観や自然、動植物にも
少なからず影響を及ぼす可能性があります。

特に土地活用で太陽光発電システムの施設を設置することで、
環境破壊などが進み問題となっています。

 

自治体では、

  • 事業者を環境影響評価手続きの対象とし、事業者に環境配慮を促す
  • 条例による対応
    ⇒環境保全・緑地保全等に関する条例や、景観条例など。
  • ガイドラインの策定

 

といった対策を取っていますが、現時点では、
太陽光発電による発電のメリットが重要視されている現状があります。

 

また太陽光発電システムの部品についても、
その廃棄により環境汚染が問題視されています。

正しい廃棄方法でリサイクルすると共に、設置する私たちの側にも、
環境に対する配慮を意識することが必要だといえますね。