太陽光発電の悪徳業者って、どんな手口を使うの?

悪徳業者に騙されないためには、どんな点に注意すればよい?

悪徳業者に騙されてしまったら、どうしたらいいの?

 

 

太陽光発電システムは、
以前よりもかなり価格が下がってきたとはいえ、まだまだ高額です。

大きな金額が動くところには、
詐欺まがいの商売をする者が入り込んでくるものです。

このような悪徳業者の被害に合わないためには、
どんな点に注意すればよいでしょうか。

 

今回は、太陽光発電の悪徳業者の特徴その手口を解説していきます。

また、被害にあってしまった場合の対処法も併せてご紹介します。

絶対に損をしないよう、悪徳業者についての知識を付けておきましょう。

 

太陽光発電の悪党業者の特徴とは?どのような手口を使う?

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国民生活センターに寄せられた相談の約8割が、
訪問販売によるトラブルとなっています。

太陽光発電の訪問販売が全て悪徳業者とは言いません。

あなたの家の屋根が太陽光発電に非常に適しているから思わず声を掛けた…
なんてセールスマンも中にはいるでしょう。

しかし、最初から騙すつもりで言葉巧みに近付いてくる業者がいるのも事実。

 

まず、悪徳業者による被害としてどのようなものがあるかを見ていきましょう。

大きく分けて次の3つが考えられます。

  1. 架空の投資案件など、完全な詐欺
  2. 法外な価格で契約させる
  3. ずさんな工事

 

1.架空の投資案件など、完全な詐欺

全てが完全な嘘であるケースです。

契約後工事が始まらないので、業者に連絡を入れても、
既に所在不明で連絡が取れなくなり、お金だけを取られてしまう…

という最悪なパターンです。

2.法外な価格で契約させる

相場よりも、ずっと高額な価格で契約させるケースです。

発電量や売電価格の数字を水増しして確実に儲かるように見せかけたり、
架空の補助金制度やキャンペーン、モニター制度など、
美味しい話で興味を引かせます。

3.ずさんな工事

契約の仕方や価格には問題がなくても、
工事がずさんなために損害を被ってしまうケースです。

太陽光発電に新規参入したばかりで、
知識や経験が乏しいために起こるパターンもありますが、
最初から手抜き工事をするつもりで価格を安く設定している業者もいます。

 

では、悪徳業者はどのようなセールストークを使うのでしょうか。

値引きを強調し契約を急かす

「今日契約してくれるなら設置費用が安くなります」
「今後売電価格が大幅に下がるから、今契約しないと損します」

などと言って、今すぐ契約させようとします。

選ばれた感、お得感を出す

「モニターに当選したので特別価格で設置します」
「地域限定でこの地域だけ安く出来ます」

などと言って、架空の話でお得感をアピールしてきます。

虚偽の説明をする

「雨の日でも発電量は落ちない」
「補助金がもうすぐ打ち切られる」

などと言って、実際とは違う虚偽の説明をして契約しようとします。

他社の悪口をいう

「あそこの会社は評判が悪い」
「あの会社の施工はずさんだ」

などと他社の悪口を言って、自社だけと契約させようとします。

メリットしか言わない

「確実に儲かります」「絶対に損はさせません!」

などと言って、
詳しい調査をする前から、断定的な口調でメリットだけを強調します。

 

セールストーク以外にも、

  • 見積書や設計図などの書面を渡さない
  • なかなか帰ってくれない
  • 何度も訪問してくる
  • アフターフォローの話をしない

 

などの特徴があります。

訪問販売ではない業者でも、
このような特徴が見られたら警戒しましょう。

 

なぜ太陽光発電の悪徳業者が後をたたないの?

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太陽光発電には、なぜ悪徳業者が後を絶たないのでしょうか。

動く金額が大きいから」という理由だけではありません。

最大の理由は、

「消費者に太陽光発電についての知識が無いから

と断言して良いでしょう。

 

一般の消費者にとって、太陽光発電の適正価格なんて分かりません。

ソーラーパネル1枚からどれくらいの発電量があるのか、
それで電気代がいくら節約できるのか。

補助金制度などは、調べるのも面倒くさいでしょう。

そういった消費者の無知に付け込んでいるのが悪徳業者なのです。

 

太陽光発電の悪徳業者につかまらない為の方法とは?

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では、悪徳業者に捕まらないためにはどうしたら良いでしょうか。

予防策として次の3つが挙げられます。

  1. 太陽光発電について最低限の知識を身につける
  2. 複数の業者に相見積もりを依頼して比較する
  3. 契約を急かす業者は断り、時間を掛けて判断する

 

1.太陽光発電について最低限の知識を身につける

上で述べたように、
悪徳業者は消費者の無知に付け込んで接近してきます。

こちらにある程度知識があると分かれば退散していきます。

2.複数の業者に相見積もりを依頼して比較する

太陽光発電は一つ一つオーダーメイドなので、
高いか安いかの判断が難しい製品です。

しかし、複数の業者に見積もりを依頼し比較すれば
おおよその相場が見えてきます。

悪徳業者は比較されることを嫌いますので、
必ず相見積もりを取るようにしましょう。

3.契約を急かす業者は断り、時間を掛けて判断する

契約は急がず、納得するまでハンコを押してはいけません。

その間に業者に様々な質問をぶつけ、
どのような回答をするのかよく観察してみましょう。

また、業者の事務所を直接見に行くことも有効です。

 

もし悪徳業者に捕まってしまった場合の対応とは?

しかし悪徳業者のセールストークは非常に巧みです。

普段から気を付けている方も、
ついうっかり話に乗ってしまうこともあります。

また、実家の高齢の両親が狙われることも考えられます。

 

悪徳業者に捕まってしまった場合は、どうすればよいのでしょうか。

以下の手順で対応してください。

 

1.クーリングオフ

訪問販売や電話勧誘販売での取引の場合に利用できます。

騙された!と気が付いたらすぐにクーリングオフの手続きを取りましょう。

クーリングオフとは消費者側から一方的に契約を破棄できる制度です。

書面を受け取った日を1日目と数えて、8日間なら手続き可能です。

書面での通知が必要になりますので、時間との勝負になります。

2.相談機関に相談する

クーリングオフ期間が過ぎてしまっても、
契約時に脅迫された、虚偽の説明で契約した、などの事実があれば、
契約を取り消すことが出来る可能性があります。

泣き寝入りせずに、下記の相談機関に相談してみましょう。

  • 警察署の悪質商法担当係、警察安全相談窓口
  • 都道府県の消費生活センター又は市町村の消費生活相談窓口
  • 弁護士

 

これ以上悪徳業者をのさばらせない為にも、
毅然とした態度で臨みましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

太陽光発電について詳しい消費者はあまりいません。

悪徳業者はその無知に付け込む形で近づいてきます。

 

悪徳業者に捕まらないためのポイントは、

  • 太陽光発電について最低限の知識を身につける
  • 複数の業者に相見積もりを依頼して比較する
  • 契約を急かす業者は断り、時間を掛けて判断する

 

万が一悪徳業者に騙されてしまった時は、
速やかにクーリングオフの手続きを取りましょう。

クーリングオフの期間が過ぎてしまっても諦めずに、
相談機関に相談してみてください。