電気自動車・EVスタンドってどんな仕組みなの?

EVスタンドで電気代が節約できるって本当?

設置費用はどのくらいかかるの?

 

 

電気自動車は環境に優しい乗り物です。

少しずつではありますが販売台数を伸ばし、
カーメーカーでも開発が進んでいます。

本体価格は高めではありますが、
補助金制度や、EVスタンドを賢く使うことで家計にも優しくなります。

 

今回は、電気自動車とEVスタンドの仕組み
実際にスタンドを設置するのにいくらかかるのか、調べてみました。

 

電気自動車とは?仕組みや特徴は?

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電気自動車は文字通り、電気をエネルギー源として走る自動車です。

ガソリン車がガソリンを燃やした熱エネルギーを回転に変えて動くのに対して、
電気自動車は電気を使って電動モーターを回して動きます。

ガソリン・電気両方を使い分けながら走行する車をハイブリットカー
その中でも自宅で充電可能なものをプラグインハイブリットカーといいます。

 

電気自動車は電気を使って走ることの他にも、
「地球に優しいこと・経済的であること・静かであること」
が特徴として挙げられます。

〇地球に優しい

  • 走行中は、排気ガスを排出しません。

〇経済的

  • 購入時に申請すると、国や地方自治体から補助金を受け取ることができます。
  • エコカー減税の対象になっており、取得税・重量税がかかりません。
    自動車税も75%の割引と優遇されます。
  • 電気代はガソリン代の1/9程度です。
  • エンジン車の場合は減速の際、燃やしたガソリンは元には戻りませんが、
    電気自動車の場合はタイヤの回転で電気を発電し、再利用することができます。
    また、エネルギー効率もいいです。

〇静か

  • 車の音は主にエンジンの音です。
    電気自動車はエンジンをのせていないため、その分、静かに走行します。
  • エンジンルームが必要ない分、デザインの幅も広いです。

 

ガソリン車と電気自動車、これだけ特徴に差がありますが、
電気自動車もガソリン車同様に燃料を補給する必要があります。

現在、電気自動車専用の燃料補給所が全国各地に設置されています。

 

EVスタンドとは?仕組みや特徴は?

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電気自動車のエネルギー源である、
電気を充電する設備のことをEVスタンドと言い
「EVステーション」、「EVスポット」とも言われています。

EVスタンドは、町に設置されたものを利用するだけでなく、
自宅の駐車場や、許可が下りればマンションなどの駐車場に設置が可能です。

ガソリン車と異なり、燃料補充のために町へ出る必要がありません。

 

充電速度によって普通充電器、急速充電器の2種類に分けられます。

〇普通充電器

メーカーによって差がありますが、充電完了までに100Vで約14時間
200Vで約7時間で充電が完了します。

電力会社の深夜電力が安価なプランに加入し、
その時間帯に充電をするのが一般的です。

設備の形としてはコンセント型ケーブル付の2種類があります。

〇急速充電器

こちらもメーカーによって差があるのですが、
30分で80%の充電が完了します。

普通充電器に比べ早く充電することが可能ですが、
大きな電力を必要とするため家庭に設置はできません。

一部のメーカーで家庭用の急速充電器が開発されていますが、
自宅であれば深夜眠っている間にフル充電ができるため、
その必要性は高くありません。

価格に関しても普通充電器に比べると桁が違うので、
高速のサービスエリア・パーキングエリア等、
事業主による公用施設への設置が一般的です。

 

電気自動車のEVスタンドで電気代を節約するには?

Original update by : 写真AC

家庭に設置したEVスタンドで電気代を節約する方法は、
自宅で夜間電気自動車に充電しておいた電気を、昼間家庭で使う
というものです。

夜間と昼間の電気代の差額分、電気代を節約できます。

 

太陽光発電の設置された家庭だと、
昼間に太陽光で電気自動車に蓄電することができ、
結果、電力会社から買い取る電気を更に節約できます。

「電気をつくる・貯める・効率的につかう」
といった、スマートハウス(賢い家)の一角として、
電気自動車の新しい活用術が注目されています。

 

また、電気自動車やプラグインハイブリット等の自動車を
蓄電器代わりに使うVehicle to Home (V2H)という動きがあり、
こちらは太陽光発電のない家庭でも可能です。

 

スマートハウス・V2Hの鍵となる普通充電器には、
以下の2種類のタイプがあります。

〇コンセント型(壁に取り付ける型またはポール型)

車載の充電ケーブルを取り出し、電源プラグをコンセントに、
充電用コネクタを充電口に接続し充電します。

〇ケーブル付(ポール型)

充電器自体に充電ケーブルが装備されています。

車載のケーブルを出す必要がなく、
コネクタを充電口に接続するだけで充電が可能です。

コンセントタイプに比べると割高ですが、
電気代の安くなる時間帯になると充電を開始する
タイマー機能」がついていることと、
車載ケーブルを汚す必要がないといったメリットがあります。

 

電気自動車のEVスタンドの気になるお値段は?

充電設備の形状やメーカーによって、価格は大きく異なります。

  • 普通充電器のコンセント型 ⇒ 数千円前後から
  • 普通充電器のケーブル付 ⇒ 10万円前後から

 

実際に充電器を使用するとなると、
これらの設備本体の価格に加えて設置工事費が必要です。

配管を地下や建物の中に隠す、
配電盤との距離といった工事内容によって費用が異なり、
5万円程度で済むこともあれば、300万円を超えるケースもあります。

 

費用の面で欲しい充電設備が手に入らないと諦める、
安価なもので妥協するのは早いです。

電気自動車を購入した時と同様に、
申請をすれば充電設備の設置に対しても補助金が受け取れます。

次世代自動車復興センター、メーカーに加えて、
住んでいる自治体が独自に補助金制度を設けている場合があります。

補助金額については、10~30万円と金額が決まっているものや、
費用の2/3など多岐にわたりますので、制度を利用してお得に設置しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

夜間、電気代の安い時間帯に、
EVスタンドから電気自動車に蓄電しておいた電気を、
昼間家庭で使うことで電気代の節約に繋がります。

 

EVスタンドは、以下の理由で初期費用がまちまちです。

  • メーカーによって本体価格が異なる。
  • 設置場所の状態により、設置費用が異なる。
  • メーカー、住んでいる自治体によって補助金額が異なる。

 

ご家庭・ライフスタイルに合ったものを選んで、お得に活用してください。

 

ガソリン車に比べ、環境に優しく、経済的で、静かな電気自動車。

乗り物としてだけでなく、家庭での暮らしの中での活躍に期待が高まります。