家庭用蓄電池ってどんな基準で選べばいいの?

容量はどれくらい必要なの?

メーカーごとの特徴を教えて!

 

 

東日本大震災後、電気への考え方が大きく変わりました。

電気は、いつでもどこでも安くて使い放題ではなくなったのです。

そこで家庭用蓄電池への関心が高まっています。

  • 災害などで停電になった時の備えとして
  • 電気料金の安い深夜の時間帯の電気を蓄えて日中使用する
  • 太陽光発電で発電した電気を蓄えて夜使用する

 

使い方や目的は様々ですが、
蓄電池があれば、いざという時に非常に頼りになります。

しかし、家庭用蓄電池も各メーカーから様々な種類が出ており、
何を基準に選んだらよいのか迷ってしまいますよね。

 

今回は、住環境やライフスタイルに合わせた、
蓄電池の選び方のポイントを解説していきます。

 

家庭用蓄電池の容量とは?

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家庭用蓄電池は、リチウムイオン蓄電池が主流です。

カタログに容量が載っていますが、その数字を見ただけでは、
どの蓄電池が自分に合っているのかよく分かりませんよね。

 

容量とは、その電池内部にどれだけ電気を蓄えられるかを示す指標です。

一般的に「kWh」もしくは「Wh」という単位で表します。

この数字が大きければ大きいほど、
大量に電気を蓄える事が出来ることになります。

 

例えば、100Wの電球を10時間点けていた場合、

 100W × 10時間 = 1000Wh (=1kwh)

 

1kwhの容量なら、
100Wの電球を10時間点けっぱなしにできるだけの電気を蓄えられる
ということになります。

 

しかし実際は、変換効率なども考えて、
使いたい電気の使用量よりも、
少し多めの容量を用意すると安心だと言われています。

 

家庭用蓄電池の必要な容量の計算方法はコレ!

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どのくらいの容量が必要かは、
各家庭のライフスタイルで随分違ってくるでしょう。

必要となる電力をあらかじめ決めておけば、
どれくらいの容量の蓄電池が適しているのか見えてきます。

平均的な6~8KWの蓄電池で、
400W程度の家電製品を12H~18H稼働させることができます。

 

下記の一覧表は、一般的な家電製品の必要電力量です。

停電時にどの家電をどれくらい使用するのか考えてみてください。

携帯電話 15W
照明 100W
こたつ(弱) 100W
パソコン 100W
テレビ 150W
冷蔵庫(40L) 190W
洗濯機(8kg) 600W
エアコン(冷房) 650W
エアコン(暖房) 750W
電子レンジ 1500W
IHクッキングヒーター 700W

 

携帯、照明、こたつ、パソコン、冷蔵庫を12時間使用したいと思ったら、

 (15+100+100+100+190) x 12 = 6060Wh = 6.6kWh

 

少し多めの 7kWh前後の容量を選ぶと良いでしょう。

災害時にはエアコンなど電気をたくさん使う家電の使用は控えると思いますが、
オール電化でIHクッキングヒーターをご利用の方や、
在宅で介護をしている方などは、容量が大きい蓄電池の方が安心ですね。

 

家庭用蓄電池メーカー比較一覧!

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蓄電池を選ぶ時は、「容量」の他にも、次のようなポイントに注目しましょう。

〇 寿命(充放電回数)

充放電の回数には寿命があり、
保証されている回数を超えると蓄電容量が減っていきます。

〇価格

価格は本体価格だけではありません。

工事費や受けられる補助金の金額は、見積もりの時に確認しましょう。

〇保証

メーカーによって、保証内容は様々です。

期間と内容をしっかりチェックしましょう。

 

これらを踏まえて、各メーカーの主要製品を比較してみました。

京セラ シャープ NEC 東芝 パナソニック 4R
ENERGY
商品型番 EGS-LM72BIII JH-WBP17 ESS-003007C0 ENG-B6630A2-
N1
PLJ-25532K EHB-240A030
蓄電容量 7.2kWh 4.4kWh 7.8kWh 6.6kWh 5.6kWh 12kWh
寿命
(畜放電回数)
6,000回 8,000回 5,000回 10,000回 3,650回 3,650回
メーカー
小売希望価格
240万円 208万円 オープン
価格
270万円 191万円 380万円
メーカー
保証期間
10年 10年 10年 10年 10年 10年
(有料)
特徴 12時間
連続使用
可能
超寿命
設計
動作音が
静か
低温に
強い
壁掛け
タイプあり
大容量

 

値引きや補助金を差し引いて、
100万円~200万円程が一般的な価格帯になります。

複数の業者から見積もりを取って、比較してから購入しましょう。

上記の他にも、「サイズ」や「太陽光発電との相性」も、選ぶ際のポイントとなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

家庭用蓄電池の容量とは、
その電池内部にどれだけ電気を蓄えられるかを示す指標であり、
kWh」もしくは「Wh」という単位で表します。

 

どのくらいの容量の蓄電池を選ぶかは、
その家庭のライフスタイルによって異なります。

非常時に最低どれくらい電気を蓄えておけばよいのか、
家電ごとに計算して、必要量を把握してから選ぶと、いざという時に安心です。

 

選ぶポイントは「容量」の他に、
「寿命」「価格」「保証期間」など様々です。

複数の業者から見積もりを取って比較しながら選べば、
満足度の高い蓄電池を選べるでしょう。