太陽光発電を設置したら雷が落ちる確率が上がるって本当?

太陽光発電のデメリットは雷なの?

 

 

一般家庭の太陽光発電は屋根の上に取り付けます。

屋根と言えば家の中でも1番高い場所ですね。

高い場所と言えば雷が落ちやすい場所になります。

そこに光を吸収する太陽光パネルを取り付けたら、
雷が落ちやすくなるのではないでしょうか。

 

実はデメリットにもなるのではないかという、
雷と太陽光発電の関係性と対応策を考えていきましょう。

 

太陽光発電は雷被害を受けやすいの?

Original update by:Brandon Morgan

 

夏の突然の雨やゲリラ豪雨では、必ずと言っていいほどが発生します。

ニュースを見ていると雷が落ちたという事故も多く耳にしますよね。

家が建っている部分が平野部であったり、太平洋側より日本海側に住んでいると、
夏に限らず雷の影響を受けやすいと言われています。

そんな場所にある家の屋根に太陽光発電を設置したら、
やはり雷は落ちやすいのでしょうか。

 

まず、一般的な家に比べて、
太陽光パネルのせいで雷が多く落ちるということはありません。

雷が家の屋根に落ちる確率は一般家庭の屋根と大差なく、
そこは安心してほしい部分です。

しかしもし、太陽光パネルに雷が落ちたらどんな被害があるのでしょうか。

 

落雷には大きく分けると2種類が存在します。

〇直撃雷

家屋・電気製品・人体などに直接落雷することをさしています。

電圧・電流ともに大きいのが特徴で、
電圧は数百万V、電流は数千~数万Aにもなるとも言われています。

〇誘導雷

近くに落雷した電気エネルギーが、
送電線・アースケーブルなどを伝うことをさします。

電源ケーブルやアースケーブルなどを伝って、
パソコンや電気製品に定格を遥かに超える電圧がかかることで、
電気製品が破損してしまうことがあります。

雷の被害で電気製品が壊れてしまった、
という事案のほとんどは誘導雷によるものです。

この誘導雷は数キロ離れた場所にまで到達することもあるのです。

 

太陽光パネルの場合も、
直撃雷よりも誘導雷によって影響を受けることがあります。

〇太陽光発電への影響

太陽光発電のパネルに落雷があったとしても、被害はほとんどありません。

太陽光発電のパネル部分には元々「落雷対策」が施されているので、
落雷があったえも故障する可能性は極めて低いです。

 

しかし、近隣に落雷することで引き起こる誘導雷の影響で、
太陽光パネルではなくパワーコンディショナーに被害が出る可能性はあります。

太陽光発電システムには誘導雷対策が施されているので、
システム全体が破損することはないにしても、
基盤の一部を交換するなどの修理が必要になる可能性はゼロではありません。

 

太陽光発電が雷被害を受けないようにする為の予防対策とは?

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雷被害というと、直接太陽光システムに雷が落ちたことを想定してしまいます。

ですが実際に多いのは、
近所に落雷があった場合に発生する誘導雷の方が大きいのです。

自分の家の屋根ではなくとも、近隣の屋根や近隣の木、電波塔などがあれば、
そこに落ちた雷の影響で自宅の太陽光発電が故障してしまうという可能性もあります。

 

近隣に落雷があった場合、電線には一時的に高圧の電流が流れることにより、
その大きなエネルギーが「雷サージ」となって、
機器や設備に甚大な被害を及ぼし破壊・損傷させてしまうのです。

 

ですが、ほとんどの太陽光発電には、
回路内に避雷素子などの誘電対策が事前に設置されています。

誘導雷による甚大な被害を防ぐ効果があり、
導入した時点で落雷の予防対策はできているともいえるのです。

それでも落雷被害が心配な場合は・・・

落雷を想定した対策がしてるとはいえ、
それとは別に落雷に供えて予防対策をしたい場合は、
避雷針や避雷器を設置することが可能です。

 

避雷針や避雷器は設置することで波高値が下がり、
雷を避ける効果があります。

そのため落雷の被害を最小限に抑えたいのであれば、
導入を検討するのも良いでしょう。

特に山間部など雷が多く発生する地域に住んでいる場合は、
太陽光発電と避雷器や避雷針などを合わせて設置することで、
より安心して使用することができます。

 

もちろん、避雷針や避雷器を設定したからと言って、
「雷が絶対に落ちない」という保証はありません。

あくまで、「落雷によるリスクを低くすることができる
といった実績があるということです。

 

太陽光発電が雷被害にあっても損をしない為の対策とは?

Original update by:acworks

 

念には念をという言葉がありますが、
時に想定しない出来事に見舞われることはあります。

実際に、太陽光発電に落雷して故障してしまったという例は存在するからです。

その「もしも」の時に損をしない為には、どんな対策が有効なのでしょうか。

 

それは導入前に、
落雷被害に対するメーカー保証があるか否かをチェックすることです。

大手メーカーでもある、京セラやパナソニック、サンテックパワーなどは、
落雷被害への保障があるとうたっています。

別途申込みや、金額の上限がありますが、落雷被害で損をしない為には、
契約の段階で内容確認と同時に保障つけると良いでしょう。

中には、落雷被害が保障の対象外にしているメーカーもあるので、
保障内容の確認は念入りに行うべきです。

どうしても心配な場合は、
太陽光発電の関連機器の保障が落雷に対応しているかを、
条件の上位に持ってきてメーカーを検討する方法もあります。

 

いくら落雷被害に対する保障が付いていたとしても、
対応が遅ければ困りものです。

メーカーによってはアフターメンテナンスの際、
早急に動いてくれない会社もあります。

落雷の影響で危機が不具合になった場合、現状確認に来る前に、
責任の所在や保証内容の確認等で長い時間がかかってしまう会社もあります。

「アフターメンテナンスに力を入れています」という会社でも、
具体的にどのように力をいれているのか、すぐに駆けつけてくれるのか、
など体制を確認することもお忘れなく。

 

まとめ

いかがでしたか?

ソーラーパネルによって雷が落ちやすくなったりしないものの、
雷による被害はゼロではありません。

雷の被害を最小限に抑えるためには、導入前から気を付けたいことがあります。

 

落雷の被害を最小限にするポイントは・・・

  • 導入前に落雷被害の保障があるメーカーを検討する
  • 避雷針や避雷器を一緒に導入することを検討する
  • もしもの時のメンテナンスが早いか遅いかも事前に確認しておく

 

太陽光発電システムには落雷対策が施されていますが、
万全に対策をしておきたいものです。

特に雷が多い地域に住んでいる人は、
事前に対策を考えてから導入に踏み切りましょう。