太陽光発電のソーラーパネルで家が崩壊?

屋根の陥没や耐震についても心配!

 

 

太陽光発電といえば、
ソーラーパネルを屋根に取り付けるのが一般的です。

しかし、そのソーラーパネルの重さを考えたことはありますか。

何も知らずに取り付けてしまうと、
予想外なデメリットを招いてしまうことがあるのです。

その一つが、ソーラーパネルの重さについてのデメリットです。

 

ここではソーラーパネルの重さにスポットをあてて、
そのデメリットを深堀りしていきます。

これから太陽光発電を導入しようと考えている人は必見です。

 

太陽光発電に必要な設備とは?

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まず、太陽光発電を導入するのに必要な設備を確認しておきましょう。

大きく分けて6つの設備が必要になります。

〇太陽電池モジュール

太陽電池モジュールにより、
太陽光を直流電力の電気エネルギーへ変換します。

屋根に設置するには、架台と取り付け金具を使用して、
太陽電池モジュールを固定します。

実際に屋根に取り付ける部分になるので、
重量や架台の調整など綿密に行う必要があります。

事前に「太陽電池モジュールの重さに屋根が耐えられるのか」、
しっかりとした調査が必要です。

〇接続箱

太陽電池モジュールで発電した電力をまとめて、
パワーコンディショナに供給する機器が接続箱です。

雷などの過電圧から太陽光発電システムを守る機能があります。

一部メーカーでは設置しない場合もあり、
その場合はオプションで取り付けることが可能です。

〇パワーコンディショナ

太陽電池モジュールで発電した電気は直流電力で、
そのままでは使用することができません。

その直流電を交流電力に変換する機器がパワーコンディショナです。

家庭内の電化製品に使用できる状態に変換します。

パワーコンディショナは各メーカーで、
屋内設置タイプと屋外設置タイプに分かれます。

〇分電盤

パワーコンディショナで変換された交流電力を、
家庭内の電化製品に分配する機器が分電盤です。

〇電力メーター・買電メーター

電力メーター

太陽電池モジュールで発電した電力の中で、
消費されずに余った電気を電力会社に売ることができます。

その時に余った電気を計測するための機器が電力メーターです。

買電メーター

夜間や雨の日など太陽電池モジュールで発電されない時には、
通常通り電力会社から電気を買わなくてはなりません。

その時に買う電気を計測するための機器が買電メーターです。

〇電力モニタ

電力の状況をリアルタイムに確認できる機器が電力モニタです。

確認できる内容は以下の通りです。

  • 太陽光発電による発電量
  • 家庭内の消費電力量
  • 電力会社への売電電力量
  • 電力会社からの買電電力量
  • CO2削減量

 

専用カラーモニタを使用したり、普通のテレビを電力モニタとして使用したり、
インターネット経由でパソコンや携帯電話に表示するなど、
さまざまな表示方法があります。

ソーラーパネルがデメリットに!?設備の重量は何キログラム?

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太陽光発電のソーラーパネルを屋根に取り付ける時は、
その重さが屋根に加わることになるため、
それに合わせて屋根材を検討する必要があります。

屋根が重すぎてしまうと建物がその重みに耐えられなくなり、
倒壊してしまう恐れがあるからです。

 

例えば瓦屋根は屋根材の中でもっとも重いので、
瓦屋根を使っている段階で柱や壁には相当な力が加わっています。

そこにソーラーパネルを設置するとなると、
その部分に集中して重さがかかるようになるので、
建物を傷めてしまう可能性が高いのです。

ソーラーパネルの重量は約200~300キログラム程度もあり、
ピアノ一台分の重みに相当します。

更に問題となるのは、このソーラーパネルが、
屋根全体に均等に重さがかかるように乗せるわけではない」ということです。

 

ソーラーパネルを置くのに適しているのは、日当たりが良い南側です。

しかも南側は建物内に日光を多く入れるために、
開口部も多く、広く取られていることがほとんどです。

結果、構造壁の量も他の面と比べて南側は少ないということが言えます。

南側がただでさえ弱い壁面部分であるのに、
その上部にソーラーパネルが乗ることで、
重量バランスが偏った建物になってしまうのです。

後からソーラーパネルを乗せることで、
建築基準法の最低レベルで建てられている建物であれば、
基準法で定めた耐震性を発揮できない建物になる可能性が高いと言えます。

 

家が倒壊する事もある!?屋根に設置できるか見分ける方法は?

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太陽光発電の導入で家が崩壊したり、地震に耐えられなくなるとなれば、
今すぐ太陽光発電を導入することは躊躇してしまいますよね。

では、「自宅の屋根にソーラーパネルを設置できるのか」を
見極める方法はあるのでしょうか。

 

まず、家の築年月に注目しましょう。

〇2000年以降~

2000年以降に建てられた戸建住宅であれば、
耐震強化がされているので問題ありません。

「耐震等級3」といわれる家の柱や梁、壁や基礎は、
元来重量のある屋根材に対応する十分な余力を持って作られているのです。

〇1981年以前

しかし、1981年以前の木造住宅への
ソーラーパネルの設置は避けたほうが良いでしょう。

まずは耐震診断を受けることが先決です。

「耐震等級1」に満たなければ、パネルの設置は不可能になります。

稀に耐震等級が1に達していたとしても、
耐震補強工事が必要なケースが多くなっています。

〇1981年~2000年の間

そして1981年~2000年の間に建てられた木造住宅の場合も、
まずは耐震診断を受けるのが良いでしょう。

その時に施工業者に、
「太陽光発電パネルを屋根に載せることで家の耐震性能を下げないか」
をしっかりと確認します。

答えが曖昧であったり、答えられない業者には注意してください。

〇メーカーに問い合わせる

実際に素人が見ても屋根の耐震状況は分かりません。

ですから、太陽光発電を導入する際には、
事前にメーカーに問い合わせることが大切です。

  • 屋根裏の確認
  • 屋根の素材の確認
  • 屋根の強度

 

これらを販売店の業者に見てもらう必要があります。

メーカーの基準や取り付け方の講習を受けている業者の方が見れば、
これらのことはすぐに分かります。

取り付けができるか、できないかの判断は、電話で家の構造を伝えるだけでも、
基本的な構造が一般的な家であれば、業者で判断することが可能です。

そのためには信頼のおけるメーカーを選ぶ必要があります。

ですので、あらかじめ登録証などを確認しておき、
それから太陽光発電専門の見積りサイトを利用することで、
業者選びの失敗のリスクを回避することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

太陽光発電を導入する際に、
初期費用やその後、どのくらい節約できるのかに注目してしまいますが、
実はソーラーパネルの重量がデメリットになる場合があるのです。

 

ソーラーパネルの重さによるデメリットを防ぐためには…

  • 自宅の屋根の築年月を確認する
  • メーカーに問い合わせて屋根の耐震診断受ける
  • ソーラーパネルを設置することで家の耐震性能を下げないかを確認する

 

また、施工業者が難しいと判断したのに、
強引に取り付けて失敗する事例も多くあります。

正しい判断と、それに合わせた決断をすることが大切ですね。