電力自由化って結局なに?

怪しい会社から営業があったけど、騙されたりしない?

 

 

電力自由化と言っても、なにがお得なのか把握できず、
検討もしないで旧来の電力会社との契約を続けている家庭も多いです。

電力自由化という言葉は知っていても内容はわからないので、
切り替えをするのは不安になってしまいませんか?

ここでは、電力自由化で得をする為の注意点と、
新しくできた電力小売り業(新電力)の選択のポイントを纏めます。

 

電力自由化で、電気を買う会社を選べるようになった!

 

Original update by : あけぼの

 

そもそも電力の自由化とは、
何を指し、どのような仕組みになっているのでしょうか。

 

電力の自由化と言っても、
フリーWi-Fiのように自由に電気が使えるようになるのではなく、
東京電力や関西電力などの電力会社がたくさん増えるわけでもありません。

販売会社によっては、太陽光や再生可能エネルギーを利用した
電力生産を行う民間や自治体などの事業所もあります。

電力自由化とは今までは、

  1. 電気を生産する
  2. 電気を必要としている需要先に送電する
  3. 使用に応じた料金を徴収する(販売する)

この工程すべてを各地域の大手電力会社が行ってきましたが、
3の「販売」の部分を他の事業者の参入も認める、ということなのです。

 

ライフスタイルに合わせた電気を買いましょう

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旧来の電力会社では、電力の料金プランは限られていました。

しかし、新電力と言われる各電力小売り業の参入が増えた為、
選択肢の少なかった電気料金プランやサービスが多彩になりました。

 

例えば、

  • 日中も人のいる家庭向け、または夜しか人のいない家庭向け
  • 地元で作られた電気を使いたい!地産地消の電力
  • 使用しているスマートフォンの使用料金が安くなるセット
  • 電気も環境に配慮したものがいい人のための、
    太陽光、風力などの再生可能エネルギーで生産された電力

などのように、ライフスタイルに合わせた電気料金を選ぶ事で、
より生活費を節約する事ができるようになったのです。

 

電力自由化で詐欺被害も発生!

Original update by : いしだひでヲ

 

電力自由化によってお得な電気料金を選べるようになった一方で、
詐欺被害も多く発生しております。

悪徳業者に騙されて損をしないためにも、
電力自由化に関する国民生活センター及び、
消費生活センターへの相談事例と対処法をいくつか見てみましょう。

電話勧誘で気が付かないうちに契約していた

契約は口頭でも可能となっており、
うっかり口車に乗せられて気が付かないうちに契約…とならないように、
その場で回答をせず、実在の小売事業者なのかを確認しましょう。

下記で確認をすることができます。

  • 経済産業省自然エネルギー庁のホームページ
  • 同省の専用ダイヤル(0570-028-555)

 

また、契約についてのトラブルは、
電力取引監視等委員会の相談窓口(03-3501-5725)に相談できます。

4割安く供給すると電話があった

契約の内容をよく確認しましょう。

  • スマートフォン通話料などとのセット販売や、
    カード会社などのポイント還元が自分に該当するかどうか
  • 2年縛りなど契約が長期で不具合がないか
  • 解約時の違約金の有無など

 

また、電気部分の料金が、
発電や送電線の使用料金の「原価」を下回ることは禁じられているため、
過度な割引率を上げる業者には注意が必要です。

電力会社だと偽り、スマートメーターの設置費用を請求しようとする

→新電力と契約する際にはスマートメーターへの交換が必要ですが、
基本的に料金は発生しません。

騙されたと気づいた時には、
もう音信不通になっているというケースもありますので、
「怪しい!」と思ったら専用ダイヤルで問い合わせをする必要があります。

 

切り替え時には契約者の名前を確認して

新電力に切り替えることで多発しているトラブルが、
今までの契約が解約できない」ことです。

新電力に契約するときは、
今までの大手電力会社との間に結んでいた契約者名と、
新電力に切り替える人の名前が完全に一致しないといけません。

例えば、以下のような場合は問題となるので注意が必要です。

  • 旧来は「渡邊」、切り替え時に「渡辺」としている
  • 旧来の契約が死んでしまった祖父のまま、切り替え時は父の名前となる

 

さらに実はこの電力自由化、政府の後押しで華々しく始まったものの、
新電力に切り替えた家庭は2016年末で約3.5%にとどまっており、
基盤のない新電力では倒産する可能性もあります。

しかし、万が一契約先の新電力が倒産してしまっても、
電気が届かなくなることはありません。

送電線を管理している電力会社が、新たな契約先が決まるまでは
きちんと電気を届けてくれる仕組みになっています。

 

まとめ

  • 電力自由化により、電気を小売りする業者(新電力)が増え、
    様々なプランの中から電気料金やサービスが選べるようになった
  • 詐欺被害報告も多く、中には二年しないと解約できない契約もあるので、
    契約書を読み込んで不利な条件が記載されていないか確認をする
  • 新電力はまだ利用率も低い為、業者が倒産するリスクもある
  • ただし、業者が倒産しても電気が届かなくなることはない

 

ライフスタイルに合わせた新電力、プランを慎重な検討の上に選べは、
電力自由化は消費者にとってメリットが多いです。

まずはどんな新電力があるのか、
今の契約よりもお得だったり希望に沿ったプランはないのか、
まずは調べてみることをおすすめします。