IHクッキングヒーターを導入する家が増えてきているけれど・・・

IHにすると光熱費は安くなるの?

 

 

引越しを機にキッチンも新しいものを取り入れたいですよね。

IHクッキングヒーターなら、
外見もお洒落で自慢できるかもと考えてしまいます。

IHクッキングヒーターは電気で稼働する機器です。

今まで使っていたガスで稼働するガスコンロと比べて、
光熱費の面ではどちらが安いのでしょうか。

 

いくら見栄えが良くても、光熱費が高いのでは家計に負担になりますよね。

ここでIHクッキングヒーターとガスコンロを、光熱費の面で比較していきます。

 

IHクッキングヒーターとガスコンロの光熱費を比較すると?

Original update by:紺色らいおん

 

IHクッキングヒーターとガスコンロを、
同じ条件で使った時の光熱費を比較してみます。

IHクッキングヒーターは電気代、ガスコンロはガス代として見ていきます。

 

中火で1時間使用した場合の、
IHクッキングヒーター、プロパンガス、都市ガスの光熱費は…

  • IHクッキングヒーター ・・・ 723円
  • プロパンガス ・・・ 484円
  • 都市ガス ・・・ 305円

 

こうして見ていくと、
圧倒的にガスコンロが安いという結果になりました。

費用が高いことで知られるプロパンガスより、
IHクッキングヒーターの方が高いという結果です。

この結果だけを見るとIHクッキングヒーターにかかる電気代は高い、
と思われてしまいそうですが、ここで判断するには少し早いです。

 

IHクッキングヒーターは熱効率が良いと言われています。

電気代を1kW:22円、都市ガスを1㎥:165円として、
1リットルのお湯を沸かして比較しました。

結果、お湯が沸き上がるまでの時間は・・・

  • IHクッキングヒーター ・・・ 2分20秒
  • 都市ガス ・・・ 3分40秒

 

これを光熱費に換算すると…

  • IHクッキングヒーター ・・・ 電気代 2円10銭
  • 都市ガス ・・・ ガス代 3円60銭

 

ということで、IHクッキングヒーターの方が安く済むという結果になります。

IHクッキングヒーターがガスコンロよりも電気代が安く、
沸きあがる時間が短いのは「熱効率」にあります。

IHクッキングヒーターの仕組みは、
磁力線が鍋自体を発熱させ鍋の中の水分や食材を加熱します。

そのため、熱の伝わる時間が短く、
短時間で調理ができる仕組みになっているのです。

熱効率が高ければ、熱の放出が少ないので無駄が省けます。

実際にIHクッキングヒーターの熱効率は90%以上
ガスコンロは40%~50%ほどです。

 

同じ時間だけIHクッキングヒーターを使うと、ガスコンロより高くつきますが、
IHクッキングヒーターは短時間で料理ができるので、
その分節約できるといえるでしょう。

 

IHクッキングヒーターとガスコンロの費用全体では?

スポンサードリンク


実際に使った場合の光熱費は「熱効率」のおかげで、
IHクッキングヒーターの方がお得となりました。

次に考えたいのは、設置費用も含めた光熱費です。

まず、それぞれの設置費用を見ていきましょう。

  • IHクッキングヒーターの設置費用 ・・・ 15万円~25万円
  • ガスコンロの設置費用 ・・・ 6万円~20万円

 

設置費用の面では、
普及率が高いガスコンロの方が圧倒的に安いことが分かります。

しかしガスコンロでも、IHのようなガラストップ天板を選ぶと、
IHとそれほど金額が変わらないとも言われています。

ガスコンロの素材によって、高い・安いは決まってくるのです。

 

では、光熱費の面ではどうでしょうか。

IHクッキングヒーターにした家がプロパンガスの地域の場合は、
オール電化への切り替えで光熱費削減の可能性が高いといわれています。

プロパンガスは高いことで有名で、長い目で見て光熱費を計算していくと、
明らかにIHクッキングヒーターの方が光熱費を抑えられます。

しかし都市ガスの地域と比較すると、ガスコンロの方が安くなります。

それが都市ガスの単価が安い価格設定のラインナップが多いからです。

 

光熱費を長い目で見ていくと…

 都市ガス > 電気 > プロパンガス 

 

の順で、光熱費が安いという結果になります。

都市ガスがある地域ではガスコンロを選ぶ方が光熱費は押さえられ、
プロパンガスの地域ではIHクッキングヒーターを選ぶ方がお得、

ということになりますね。

 

IHクッキングヒーターとガスコンロの節約方法をご紹介!

 

Original update by:okinawan

 

IHクッキングヒーターにしても、ガスコンロにしても、
使い方次第ではどちらも光熱費を抑えることができます。

その為には、節約して使う方法を知っておくことが必要です。

それぞれの節約方法をご紹介します。

〇IHクッキングヒーターの節約方法

IHクッキングヒーターの場合は「電気料金プラン」が鍵を握っています。

IHクッキングヒーターを導入したり、オール電化を利用する場合、
電気料金プランは、時間帯ごとに異なる単価が設定されています。

各家庭で電気を1番使う時間帯の電気の単価が安いプランを使うことで、
電気代は節約することができます。

電気料金プランには、夜間の単価が1番安く設定されているものが多いです。

しかし日中の時間帯でも、
割高な時間帯と、やや割安になる時間帯に分かれています。

家事や調理をする時間と、電気代が割高な時間とが、
被らないように設定する
ことも重要となってきます。

設定した電気料金プランをしっかり把握して、
電気代が安い時間にまとめてできることはやってしまう。

例えば掃除や洗濯、明日の料理の下ごしらえなど、
それらを意識して電気を使っていけばコストを抑えられますよ。

電気代が気になる場合は、電力会社のプランを見直すことも大切です。

電気料金のシミュレーションや比較ができるサイトを利用するのも、
お得への近道となりますよ。

〇ガスコンロの節約方法

10年も前の古いガスコンロを使っている場合は、
思い切って買い替えてみましょう。

最新のガスコンロは、
バーナーの炎がまっすぐ鍋にあたるように設計されているので、
旧式のガスコンロに比べると熱伝導の無駄がありません。

10年ほど前の旧式ガスコンロと比べると、
約10%も熱効率が向上していると言われているので、
長い目で見れば買い替えた方が節約になります。

調理をする時もチェックしてほしい項目があります。

  • 炎が鍋底からはみ出していないか
  • 小さい鍋よりも大きい鍋の方が熱の無駄がない
  • 鍋を火にかけるときは蓋をするようにする

 

鍋の底からはみでた炎は無駄になっています。

鍋の大きさに合わせて炎を調節するだけで、
年間2.38㎥のガス代が節約できます。

お湯を沸かしたり煮物を作る時には、
大きい鍋の方が熱伝導がよく効率が良いです。

大きな鍋で調理するだけで年間1.3㎥のガス代が節約できます。

鍋を火にかける時に蓋を活用すると、
早く温まるのでガス代の節約につながります。

毎回、鍋を火にかける時に蓋をするだけで、
年間3.3㎥のガス代が節約できるといわれています。

 

まとめ

いかがでしたか?

IHクッキングヒーターを選ぶか、ガスコンロを選ぶかは、
その家庭の環境が関わってきます。

都市ガス地域ならガスコンロの方が節約できますし、
プロパンガスならIHクッキングヒーターの方がお得かもしれません。

  • IHクッキングヒーターなら、電気料金プランを慎重に選ぶこと
  • ガスコンロなら、ここで紹介した節約術をこまめに続けること

 

これらをポイントにIHクッキングヒーターか、ガスコンロか、
検討してみると良いでしょう。

流行りだけでは後で後悔することになりますよ。