太陽光発電の業者はどうやって選べばいい?

悪徳業者には特徴があるの?

悪徳業者に騙されないための注意点は?

 

 

太陽光発電システムを導入する時に、
一番大切なのが「どの業者に依頼するか」です。

理由は太陽光発電が一つ一つオーダーメイド製品だから。

気に入ったメーカーの物を選べば満足できるとは限らないのです。

業者選びさえ間違えなければ太陽光発電で損をすることはありません。

しかし高額な商品なため、
悪徳業者に騙されて損をしてしまった方もいらっしゃいます。

 

今回は、太陽光発電の業者の選び方を徹底検証していきます。

悪徳業者の見分け方から、
万が一被害に遭ってしまった時の対処法もご紹介していきます。

是非、参考にしてください。

 

太陽光発電業者にはどんな種類がある?

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全国に太陽光発電業者は5千~6千社あると言われていますが、
大まかに分けて、次の3種類に分けられます。

  1. 大規模施工会社
  2. 小規模施工会社
  3. 販売仲介会社

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.大規模施工会社

大規模施工会社の特徴は価格の安さです。

ウェブサイトによる集客などで営業コストを削り、
数をこなすことで利益を出しています。

安いからと言ってアフターサービスが悪いわけではなく、
また取り扱っているメーカーの種類も豊富です。

デメリットを挙げるとすれば、
コスト削減のために一定の施工フローが出来上がっているケースが多いので、
形状が特殊な屋根などでは、細かい要望に応えられない場合もあります。

2.小規模施工会社

地元密着の小規模施工会社は、リフォームや屋根の吹き替え、オール電化など、
太陽光発電の施工以外にも知識と技術があるので、
より細かな要望に対応してくれる場合が多いです。

近くに実店舗があるので、
何か問題があった時にもすぐ駆けつけてくれる安心感あります。

また、口コミでの評判に繋がるため、施工品質にこだわる業者も多いです。

デメリットを挙げるとすれば、メーカーの選択肢が少ないことと、
大手と比べて価格が高くなりがちなところでしょう。

3.販売仲介会社

自身で施工を行わず、
各地域の施工店と提携して太陽光発電を販売しています。

大手家電量販店や大型のショッピングセンター、
また、全国展開の太陽光発電販売業者に多いタイプです。

見積もりを取るのはこの販売仲介業者ですが、
実際の施工をするのは施工業者と役割分担が分かれています。

窓口と実際の施工が異なるため、連絡の取り方が複雑になったり、
仲介料が高くなるといったデメリットがありますが、
アフターサービスなどが均一な点は大手企業ならではです。

 

太陽光発電の悪徳業者の特徴は?

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では、悪徳業者と呼ばれるのはどのような業者なのでしょうか。

悪徳業者と一口にいっても手口は様々です。詳しく見ていきましょう。

〇架空の投資案件など、完全な詐欺

お金だけ受け取って、販売も施工もしない、完全な詐欺行為です。

事務所も存在せず、連絡も取れなくなります。

〇法外な価格で契約させる

販売も施工も一応行いますが、
相場よりずっと高い価格で売りつけます。

〇ずさんな工事

安い見積もりを出して契約を取りますが、工事がずさんだったり、
適切なアフターフォローが無いことがあります。

 

どのパターンに遭遇しても大変な損害を被ります。

このような業者には共通して次のような特徴があります。

  1. 契約を急かす
  2. 選ばれた感やお得感を出す
  3. 虚偽の説明をする

 

1.契約を急かす

「今日契約してくれれば設置費用が安くなります」
「今後売電価格が大幅に下がるから、今契約しないと損します」

などと言って、今すぐ契約させようとします。

契約を急かすのは、他の業者と比較させないためでもあります。

2.選ばれた感やお得感を出す

「モニターに当選したので特別価格で設置します」

「地域限定でこの地域だけ安く出来ます」

などと言って、架空の話でお得感をアピールしてきます。

訪問販売に多い手口です。

3.虚偽の説明をする

「光熱費がゼロになる」

「売電収入ですぐに元が取れる」

などと言って、実際とは違う虚偽の説明をします。

そして肝心の見積もりや設計図を渡さなかったり、
アフターフォローの話はしません。

 

かなり堅実なタイプの方でも実際に被害に遭っています。

悪質業者の営業トークは非常に巧みなのです。

 

太陽光発電業者の選び方とは?注意するポイントは?

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では、実際に業者を選ぶ時には、
どのような点に注意すればよいのでしょうか。

上の悪質業者の手口や特徴を思い出して下さい。

彼らは、私たちの「無知」に付け込んで近づいてきます。

 

  • 太陽光発電システムの相場を知っていますか?
  • 補助金やメーカー保証について知っていますか?

 

それまで太陽光発電に興味のなかった方は、
どちらもご存知ないと思います。

ですから業者を選ぶ時には、
まず次の3点に注意して悪徳業者を排除しましょう。

 

  • 太陽光発電について最低限の知識を身につける
  • 複数の業者に相見積もりを依頼して比較する
  • 契約を急かす業者は断り、時間を掛けて判断する

 

その上で、次の3つの条件を満たす業者を選ぶと、
満足できる結果になるでしょう。

  1. 自社施工である
  2. 3社以上のメーカーから提案してくれる
  3. 施工実績がある

1.自社施工である

自社施工とは、販売から工事まで、
自社で全てを行う販売形態を意味しています。

販売と施工が同一の業者から選ぶと、次のような点で安心です。

  • 工事に対する責任感が強い
  • 中間マージンが発生しないために金額が安い
  • 工事担当と営業担当の連携が取れているのでトラブルが少ない

 

地元密着型の会社が多いので、
アフターフォローも迅速だと言われています。

2.3社以上のメーカーから提案してくれる

太陽光発電のメーカーはたくさんありますが、
大きく分けて次の3つのタイプに分けられます。

  • 発電量重視型
  • 早期回収型
  • 初期費用節約型

 

複数のメーカーから選べない場合、
自分が重視するタイプとは違うメーカーのもので我慢しなければなりません。

3社以上の複数のメーカーから提案してくれる業者なら、
満足できる製品を選ぶことができます。

3.施工実績がある

出来れば、100棟以上施工実績のある業者にお願いしましょう。

屋根の形状は一つ一つ違います。

イレギュラーな事態が発生した時でも、
経験豊富な職人さんなら柔軟に対応できるでしょう。

 

悪徳業者被害に合った時の対処法とは?

万が一悪徳業者の被害に遭ってしまった時は、
どのように対処したら良いのでしょうか。

対処法は次の2つになります。

泣き寝入りせずにすぐに動いてください。

  1. クーリングオフ
  2. 相談機関に相談する

 

1.クーリングオフ

訪問販売や電話勧誘販売での取引の場合に利用できるのが「クーリングオフ」です。

クーリングオフとは消費者側から一方的に契約を破棄できる制度です。

契約書などの書面を受け取った日を1日目と数えて、
8日間なら手続き可能です。

内容証明郵便などを利用して書面で業者に通知する必要があります。

時間との勝負になりますので、騙された!と思ったらすぐに実行してください。

2.相談機関に相談する

クーリングオフ期間が過ぎてしまっても、
次のような場合は契約を取り消せるかもしれません。

  • 契約時に脅迫された
  • 虚偽の説明で契約した

 

都道府県の消費生活センターや、
市町村の消費生活相談窓口に相談してみてください。

警察署の悪質商法担当係や警察安全相談窓口、弁護士でも対応可能です。

 

太陽光発電は高額な商品ですので、
悪徳業者が横行しやすい事を頭の片隅に入れておきましょう。

また、被害に遭わないよう常に自衛する必要がありますね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

太陽光発電で得をするか損をするかは、
業者次第と言っても過言ではないでしょう。

高額商品であるゆえ悪徳業者も横行しているので、
業者を選びは慎重に行ってください。

 

悪徳業者を見分けるためには、次の点がポイントになります。

  • 太陽光発電について最低限の知識を身につける
  • 複数の業者に相見積もりを依頼して比較する
  • 契約を急かす業者は断り、時間を掛けて判断する

 

その上で、「自社施工」「3社以上のメーカーから提案」「施工実績がある」
という点に注目して選べば、きっと満足できる結果となるでしょう。

万が一悪徳業者の餌食になってしまっても泣き寝入りせず、
クーリングオフ制度を利用したり、消費生活センターに相談してください。