太陽光発電の基礎知識

太陽光発電のメンテナンス費用はどれくらい?抑える秘訣はあるの?

太陽光発電はメンテナンスフリーっていうけど本当?

実際に必要なメンテナンス費用を知りたい!

 

太陽光発電を導入するのであれば、
「設置が終わって安心」という訳にはいきません。

機械ですから、やはりメンテナンスは必要です。

もっと言えば、できるだけ長く活用していきたいと考える人が多いですよね。

それなら尚のこと、メンテナンスは大切になってきます。

 

ここでは太陽光発電のメンテナンス費用について考えていきましょう。

メンテナンス費用の相場を知り、
費用を抑える秘訣なども探っていきたいと思います。

 

太陽光発電にはどんなメンテナンスが必要?

Original update by:gau

 

太陽光発電システムでは、次年度の買い取り価格を決めるために、
経済産業省の「調達価格等算定委員会」を毎年開催しています。

そこでの資料によると、
太陽光発電のメンテナンス費用は大きく2つに分かれます。

  • 定期点検費用
  • パワコンの交換費用

 

それぞれの内容を見ていきましょう。

〇定期点検

定期点検は、長期に渡る発電量の維持と安全性確保の観点から、
定期的に行われることが推奨されているものです。

あくまで「推奨」なので、法的な「義務」があるわけではありません。

太陽光発電は基本的にメンテンナンスフリーですが、
実際に設置されるのは屋根です。

自分の目ではなかなか見ることができず、
時に過酷な気象条件や自然災害の影響を受けます。

すると電気的な不具合や設置状況が不十分になることは考えられます。

長い期間に渡って安心して運用するためには、
定期点検を実施するのが得策です。

すぐに壊れて使い物にならなくなる前に、
定期点検で小さな不具合の芽を摘み取っておきましょうということですね。

〇パワコンの交換

パワコンは太陽電池で発電した直流電力を交流に交換する装置です。

太陽電池とは異なり、
普通に運転していても自然に機械的な摩耗等が発生します。

そのため、ある程度の期間が経つと交換する必要があります。

資源エネルギー庁の資料では、
稼働する20年に一度は交換した方が良いと示しています。

その費用は平均20万円とされています。

 

太陽光発電のメンテナンス費用はどれくらいかかる?

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太陽光発電のメンテナンス費用は、大きく2種類ありました。

その費用は以下の通りです。

  • 定期点検 ・・・ 1回あたり2万円程度
  • パワコン交換 ・・・ 1回あたり20万円

 

しかし細かく見ていくと、この他にも考慮すべき費用があります。

運用中は機器に思わぬ不具合が発生して、
修理が必要になることも考えられます。

電気系統の不具合や故障などもよく囁かれるトラブルのひとつです。

しかしこれらは多くの場合、太陽電池メーカーが提供する、
10年間の無料保証の範囲内で対応可能と考えられているので、
メンテナンス費用には含まれません。

どのくらいの期間、使うかのよってもメンテナンス費用は異なりますが、
太陽電池モジュールは少なくとも20年以上稼働すると言われています。

 

そう考えた時にメンテナンス費用は・・・

  • 定期点検 ・・・ 1回2万円を1年に1回として、40万円程度
  • パワコン交換費用 ・・・ 20年に1回で、20万円

 

結果、20年間稼働した場合のメンテナンスは60万円という計算になります。

その他に、もしもの不具合や修理に費用がかかることも頭に入れておきましょう。

 

太陽光発電のメンテナンス費用を抑える秘訣は?

Original update by:buri

 

太陽光発電は導入時だけでなく、
メンテナンスにも費用がかかることが分かりました。

それでは少しでもこの、
メンテナンス費用を抑える方法はあるのでしょうか。

〇導入時にメーカー保証がどのくらいか確認する

太陽光発電を導入する際に、
お願いするメーカーの保障内容を確認しましょう。

メーカーによっては定期点検が半額とか、
○年間無料などのキャンペーンを行っている場合があります。

定期点検の費用を抑えるだけでも、メンテナンス費用はお幅に抑えられます。

こちらから提案してみるのも一つの方法です。

〇メンテナンスの事まで考えて導入する

太陽光発電を導入する際に、
メンテナンスのことまで視野に入れておくべきでしょう。

「導入したらおしまい」という考えの人が多いのが現状です。

太陽光発電導入の際の初期費用を抑えることを考えたり、
メンテナンス込みの見通しを立てることで、後々困ったことにならないはずです。

〇定期メンテナンスを必ず受ける

太陽光発電が大きな不具合や故障を起こしてしまうと、
その修理代は無料保証の範囲内では収まらなくなることもあります。

メンテナンス費用を抑えるために、
推奨である定期点検をしないというのも一つの選択ですが、
そのせいで大きな故障に繋がることがあるのです。

ですから小さい不具合のうちに修理ができるように、
定期メンテナンスは受けた方が良いと言えます。

後で「あの時、点検しておけばよかった」では遅いのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

太陽光発電の寿命は20年以上といわれています。

その間、メンテナンスをせずに同じ稼働を維持していくのは難しいです。

 

太陽光発電のメンテナンスとは・・・

  • 定期点検費用とパワコンの交換費用の大きく2つに分かれる
  • 長く使っていくためには定期点検は大切
  • 導入時にメンテナンス費用のことも視野に入れて検討するのが良い

 

目に見える部分は自分の目でチェックすることができますが、
見えないシステムの異常を検知するには、
やはり定期的に専門家に点検を依頼する方が安心です。